小児矯正 FLOOR CORRECTION

小児矯正 CHILD ORTHODONTICS

子供用の矯正治療である小児矯正は、装置を使って顎骨を広げたり、口周りの筋肉を鍛えたりして永久歯が自然に並ぶようにサポートするのが目的です。
今ある歯を動かして、見た目やかみ合わせを整える成人矯正とは目的や得られるメリットが異なります。乳歯が永久歯に生え変わる5歳〜8歳ごろは、小児矯正の効果を発揮しやすい重要な時期です。12歳を過ぎると顎骨の成長が止まるため、成人矯正の対象となります。
小児矯正をご希望の方は、治療を開始するタイミングを間違えないようご注意ください。

MERIT 小児矯正のメリット

  1. 顎骨を手術なしで
    広げられる

    顎骨の成長を利用して、装置を使って徐々に広げていきます。
    成長期は骨が柔らかいため、強い痛みは感じません。上下顎のバランスを整えることで、遺伝的要素が強い骨格の問題の解消や、かみ合わせの安定、顎関節症の予防に役立ちます。

  2. 成人矯正での抜歯を
    回避できる

    顎骨を広げることで、永久歯が並ぶためのスペースを確保できます。
    成人矯正での抜歯を回避できる可能性が高くなるため、自分の歯を1本でも多く残したいという方にとっては大きなメリットといえるでしょう。
    抜歯が不要なため、成人矯正の治療期間も短く済みます。

  3. 虫歯や歯周病などの
    リスク低下

    歯並びやかみ合わせに問題がある場合はもちろんですが、口呼吸の習慣やお口の中を触られることを嫌がってしまい、お手入れ不足が続く環境も、虫歯や歯周病などのリスクを高める原因となります。
    小児矯正は、将来の歯並びやかみ合わせを整えやすくするだけでなく、口呼吸の改善やお口の中の刺激に慣れてもらうトレーニングとしても効果的です。仕上げ磨きもしやすくなるでしょう。

  4. 治療中の痛みが少ない

    顎骨が柔らかい時期に行う矯正治療は、強い痛みを感じにくい傾向にあります。
    使用する装置も取り外し可能なものが多いため、食事やお手入れ方法を大きく変える必要もありません。
    装置によっては、装着時間が就寝中と起きている間の1〜2時間程度と短い場合もあります。成人矯正に比べて患者様の負担は少ないです。

  5. 歯科医院に対する
    抵抗感が減る

    定期メンテナンスを受けたり、歯磨きの練習をしたりすることは、ご本人のお口に対する意識を高めるキッカケになります。
    歯科医院に対する抵抗感が減るため、矯正治療後の定期検診も習慣化しやすく、結果的に後戻り予防やお口の健康維持に貢献します。

  • 歯並びが悪くなるサイン

    • 気づいたらお口をポカンと開けている

    • 4歳以降も指しゃぶりが続いている

    • 鼻炎などで常に口呼吸

    • 唇やタオルをよく噛む

    • 舌を前に出したり噛んだりする

    • 生え変わりの時期よりも早く乳歯が抜けた

小児矯正の治療法

  • 床矯正

    顎骨を広げるための装置です。取り外しが可能で、定期的にネジをまわして装置の幅を広げることで効果を発揮します。
    就寝中と起きているときを合わせて1日14〜18時間の装着が理想的です。

  • プレオルソ

    お口周りの筋肉を鍛えたり、機能を向上させたりするための装置です。取り外しができ、装着時間は、就寝中と起きている間の1〜2時間が目安となります。舌が正しい位置におさまるように誘導する・唇の筋力をつける・嚥下機能(飲み込む機能)を向上させるといった役割を果たします。

毎月第二火曜日は小児矯正診療日

当院では毎月第二火曜日に小児矯正の診療日を設けています。これから治療をご検討中の方もお気軽にご相談ください。
十分な検査のもと、患者様のご希望も踏まえ、最適な治療法をご提案いたします。矯正治療は自費診療となりますが、費用についてもしっかりご説明いたしますので、不明な点などご遠慮なくお尋ねください。
◆提携歯科医院 キッズデンタル

タップで電話する